新年のごあいさつ ~母校のさらなる発展を願って~

 

新年あけましておめでとうございます。

訪藤会会員の皆様をはじめ、安曇川高校関係者各位におかれましては、令和5年の輝かしい新春を迎えられましたこと心よりお慶び申し上げます。

 昨年は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により、母校の教育活動も大きな制約を受けてしまいました。オミクロン変異株などまだまだ心配ではありますが、生徒の皆さんには、新型コロナでの経験を糧とし、豊かな未来を創造していってほしいと願っています。

令和3年4月から、安曇川高校は『今やれること・やるべきこと・やらなければならないこと』を見据え、「探せる・見つかる。私の未来。」をキャッチフレーズにさらに魅力化した総合学科の学校として生まれ変わりました。昭和41年に滋賀県立高島高校安曇川分校として開校以来56年の間、社会情勢の変化により幾度となく改編を余儀なくされ、その都度時代や地域のニーズに順応し今日まで歩んできました。現在は、学校案内のメッセージにもあるとおり、「なりたい自分に出会える」「地域がフィールド」「チャンスがつかめる」高校として、将来に直結する学びを得られることが、安曇川高校の最大の魅力となっています。

会長を拝命して以来、入学時にはどことなくあどけなかった子どもたちが、卒業時には3年間で培った経験や知識により自信に満ちあふれた人として成長し、巣立っていく姿に出会ってきました。母校のよき伝統をいつまでも大切にしてほしいと思う一方で、人口減少により年々生徒数の確保も難しくなり、更なる変貌を遂げなければならない時期が近づいているようにも感じています。いずれにしても、訪藤会は有形無形の協力を惜しみませんので、地域の学校として人材の育成に注力し、地域に貢献してほしいと思います。

生徒の皆さん、高校時代に育んだ力は実生活の中でなくてはならないものです。これからも、将来への展望を持ってしっかりと学び、そして高校生活を通じて培った、未知の状況にも対応できる思考力・表現力を存分に発揮し、グローバル社会で活躍できる人になってください。

令和5年を迎え、訪藤会会員一同はこれからも安曇川高校と共に歩み、また地域の方々共々、安曇川高校と生徒の皆さんを支援していく所存であります。

 母校の更なる発展と会員の皆様、関係者各位のご健康、ご多幸をご祈念申し上げ年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

 

                                                               滋賀県立安曇川高校 訪藤会

                     会長 竹脇 一美(昭53商)

 

○ 訪藤会 会則

訪藤会会則(PDF)