修学旅行4日目

6:50からバイキング形式の朝食を済ませ、8:30にバスに乗り込みホテルを出発しました。朝食時には昨日までの疲労の色が見えた生徒たちでしたが、車内では次の目的地に向けワクワクした様子がうかがえました。

9:00、九十九島パールシーリゾートに到着。まず、水族館を見学しましたが、生徒たちには特にクラゲ展示の幻想的な空間が印象的だったようです。その後、「遊覧船パールクィーン」に乗船し、約1時間の船旅を楽しみました。生徒たちは甲板で潮風を感じながら、リアス式海岸の広がる景色を写真に収めていました。

その後、和泉屋さんにて昼食をいただき、お土産等を購入したあと、14:00、最後の目的地である太宰府天満宮に到着。集合写真を撮影したのち、しばしの自由行動です。太宰府天満宮は、学問の神様である菅原道真を祀った神社です。生徒たちは各々、学問成就の願いを込めて静かに参拝していました。教員一同も、生徒の学業成就、進路実現を祈願し、絵馬を奉納しました。ご利益がありますように。他にも、おみくじを引いたり、食べ歩きをしたりしたりして、九州での最後の時間を楽しんでいました。

16:00、博多駅に到着。4日間安全運転に努めてくださったバスの運転手さん、車内を盛り上げてくださったガイドさんにお別れをし、その後、解散式を行いました。校長先生からのあいさつに続き、お世話になった看護師さんに感謝の言葉を伝えました。そして最後に、修学旅行委員による締めの言葉で式は終了。16:39発の新幹線に乗り九州を後にしました。

19:22、京都駅に到着。長時間の移動でさすがに皆ヘトヘトです。ここで全体としては解散。それぞれ行き先のバスに分乗し、出発しました。これにて3泊4日の修学旅行は終了です。

最後に

朝早い集合、夜遅い解散にも関わらず、送迎にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。また、旅行会社の方々、現地の観光会社の方々、看護師さんをはじめ沢山の方々に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

2年生の皆さん。コロナ禍により、中学校では宿泊を伴う修学旅行がキャンセルとなり、今回のように長時間を集団で過ごす経験に慣れていない人がほとんどであったと思います。そのような中でも、集団としての規律をしっかり守りつつ、お互いの思いを尊重しながら皆が楽しめるよう協力している姿に、本当に感心しました。日程が進むにつれ、どんどんまとまりを増し成長していく皆さんの様子を見ていると、この旅がいつまでも続いてくれないものかとすら思いました。今回の修学旅行で得たものを、今後の学校生活に活かしてくれることに期待しています。この修学旅行が、皆さんの一生の思い出となりますように。本当にお疲れ様でした!