9月に実施された今年度の「第3種電気主任技術者試験」(国家試験)に本校総合学科に在籍する2年生山本 雄基(やまもと ゆうき)さんが合格し、資格を取得しました。

この試験の高校生の合格者は極めて少なく、また、全国的に見ても高校2年生による合格は極めて稀であり、快挙といえるものです。

詳細は以下の通りです。

1 試験名 第3種電気主任技術者試験(国家資格)

2 受験科目  1.理論、2.電力、3.機械、4.法規

3 合格基準 各教科60%程度以上で合格(各年度で基準は変わる)

4科目を3年以内で合格すれば,取得することができる

※ 今回,1回の受検で4科目とも合格

4 合格者数(社会人も含む)

年 度 受験者 4科目合格者 科目合格者
令和2年 39,010名 3,836名 9.8% 11,686名

※ 高校生の合格者数は未公表

5 資格内容

電気保安の観点から、事業用電気工作物の設置者(所有者)には、電気工

作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、電気主任技術

者を選任しなくてはならないことが電気事業法で義務付けられている。

電気主任技術者の資格には、第一種、第二種及び第三種電気主任技術者の

3種類があり、電気工作物の電圧等によって次のように必要な資格が定めら

れている。第3種電気主任技術者は、電圧5万V未満の事業用電気工作物

(出力5000kW以上の発電所を除く)の工事,維持及び運用の保安の監督を

行うことができる。